rainy monday

火曜日、快晴。

火曜日。


次の日も、文集委員会があった。

なんでも、係りを分担するらしい。

・・・こんなに集まりがあるなんて、聞いてないなぁ。

私は少しご機嫌斜めだ。

ふと窓の外を見ると、雲一つない良い天気。

昨日の雨が、嘘のようだ。

・・・今日は雨、降りませんように。


ホームルームが終り、私は友達に今日も一緒に帰れないことを伝え、文集委員会のある会議室へと向かった。

階段が、思ったよりきつい。

2階上がっただけで、息が少し切れてしまった。

・・・運動不足かな。


そして会議室へたどり着いた。


ところが。

鍵が開いていない。

「うそ・・・一番乗り?」

時間を損した気分になり、私は深いため息をついた。

私は壁に寄りかかろうと、前へ進んだ。


「一番乗りちゃうぞー!」

いきなり人が死角から飛び出してきた。

「うわぁっ!!」

私は驚いたひょうしにバランスを崩し、しりもちをつく。

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