rainy monday
「と・・・藤間くん!」
私がしりもちをついているのを見て、藤間くんはとても申し訳なさそうにしている。
「ご、ごめん!そんな驚くと思わなくて・・・」
まるで“怒られてしょんぼりした子犬”のようだ。
「ふふっ・・・大丈夫だよ。」
藤間くんの様子が可愛らしくて、つい笑ってしまった。
「あっ、今笑ったろ?」
「だって…藤間くん、怒られてしょんぼりした子犬みたいなんだもん。」
私がそう言うと、藤間くんは顔を赤くした。
「“しょ、しょんぼりした子犬”て!どうせ可愛いとか思ったんやろ?」
反応も、可愛い。
「・・・思った。」
「もー、どうせ思うなら“面白い”にしてや。可愛いて、男としては微妙なもんやで?」
「でも、可愛いんだもん。」
「でも、男としては微妙!分かったらもうあんまり言わんようにしてや。」
「はーい。ふふふっ。」
・・・言わないけど、勝手に思ってようっと。
そして突然、手が差し出された。
私がぽかんとしていると、藤間くんは
「はい、手。香月さん、しりもちついたまま。」
と優しい笑顔で言った。
私がしりもちをついているのを見て、藤間くんはとても申し訳なさそうにしている。
「ご、ごめん!そんな驚くと思わなくて・・・」
まるで“怒られてしょんぼりした子犬”のようだ。
「ふふっ・・・大丈夫だよ。」
藤間くんの様子が可愛らしくて、つい笑ってしまった。
「あっ、今笑ったろ?」
「だって…藤間くん、怒られてしょんぼりした子犬みたいなんだもん。」
私がそう言うと、藤間くんは顔を赤くした。
「“しょ、しょんぼりした子犬”て!どうせ可愛いとか思ったんやろ?」
反応も、可愛い。
「・・・思った。」
「もー、どうせ思うなら“面白い”にしてや。可愛いて、男としては微妙なもんやで?」
「でも、可愛いんだもん。」
「でも、男としては微妙!分かったらもうあんまり言わんようにしてや。」
「はーい。ふふふっ。」
・・・言わないけど、勝手に思ってようっと。
そして突然、手が差し出された。
私がぽかんとしていると、藤間くんは
「はい、手。香月さん、しりもちついたまま。」
と優しい笑顔で言った。