ミュージック･ラブ〜君がくれた歌〜

『レイナ…』


小林誠吾は呟いた。


すると、ドタバタ走る音が近づいて来てシュンが姿を見せた。


『ハァ、ハァ…シュン様登場だ』


シュンは息を切らし、笑顔で言った。


『シュン!!あんた何してたのよ?』


里菜は少し怒り気味に言った。


『何って…ちょっとトイレ行ってただけさ』


シュンは笑って言った。


『レイナがステージで待ってる…シュン、里菜行くぞ!!』


キースはそう言ってステージへと出て行った。


『よし、暴れるわよシュン』


里菜はそう言って、シュンと里菜はステージへと出て行った。


『はぁ〜。やれやれだなぁ』


小林誠吾は溜め息をついて言った。


『誠吾!!あいつら最高だな』


三崎はステージ上のフレンズを見て言った。


『ああ。俺の自慢だからな』


小林誠吾は笑って言った。


そして、エリカのＭＣが終わると同時にフレンズの曲が始まり、レイナは歌い出した。


観客、スタッフ、他の出演アーティストたちはレイナの歌声に、フレンズの演奏に魅了され完全に心を奪われていた。


ステージ上のフレンズたちは誰よりも輝きを放っていた。