ミュージック・ラブ〜君がくれた歌〜
『でも、まさかケイゴがミサトちゃんと食事に来るなんてな…。レイナちゃんと言い、ミサトちゃんと言い…最近ケイゴはモテまくってるな』
ヒロは羨ましがった。
『レイナ!?』
キサラギミサトは反応した。
『レイナちゃんって、パチンコ屋の店員さんなんだけど…ケイゴが少し前にナンパしてたんだ』
ヒロは酔っ払いながら言った。
『へぇー、意外ね。ケイゴがナンパなんて出来るとは…』
キサラギミサトはケイゴの方を少し驚きながら見た。
『ヒロ!!だからパチンコ屋でナンパしてないって…』
ケイゴは困った様子で言った。
そんなケイゴの様子を見たユイがヒロを叱った。
『ヒロ!!ちょっと飲み過ぎだよ』
『うるはーい。俺は全然酔ってねーよーだ』
ヒロは酒を飲みながら言った。
『お待たせしました』
店員さんが料理を運んで来た。
『へぇー、なかなかおいしそうね。いただきまーす』
キサラギミサトは早速食べ始めた。
『居酒屋料理はどう?ミサトちゃん初めてなんでしょ?』
ヒロが感想を求めた。
『…悪くないわね』
キサラギミサトは笑顔で言った。
その言葉を聞いたヒロはよりテンションが上がった。
『店長、店長。世界のセレブに居酒屋料理を認められたぞー』
ヒロは大声で騒いだ。
それを見たユイが周りのお客さんに謝った。
ミサトちゃん、これも食べて見なよ』
ヒロは違う料理も勧めた。