狂愛~狂うほどに君を~
精神的にも
肉体的にも
千はキツいところまできていた。
ゆずの傍を離れてから
定期的に行わなければいけない行為を行えなかった。
気持ちが全然追いつかないことが何より辛くて。
自分の気持ちをみて見ぬ振りなんか出来ない。
そう思ったことすら初めてで
千はひどくもどかしい想いをしている。
離れれば分かると思った。
ゆずへ対するこの気持ちが本物かどうか。
そして分かったこと。
紛れもなく
この想いが
本物だったこと。