愛しのご主人様




「雪乃ちゃんだっけ~?
…あの子、可愛いよね♪」


「…まあ、可愛い方なんじゃね?」



雑誌見ながら、素っ気無く答える俺。


そんな俺に健吾は呟いた。



「雪乃ちゃん、別に陽岡の彼女じゃないよね?」


「え…?まあ、彼女じゃねーけど…?」


…なんか嫌な予感…。



「じゃあ俺、雪乃ちゃん狙っていい!?」


って、マジ!?



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