‐Fear‐
 警察署内の誰もが、干潟が、吉岡が、理恵菜が、頭を悩ませた。

 自殺か?

 疑われたのを苦に自殺?でもそんな感じ全然しなかった。
そう、この違和感は…。少なくても事件の事で自殺したんじゃない。
理恵菜は思う。


 殺されたのか?

 一体誰が…?小林家の事件とまったく別なのか…関係してるのか…。
俺が思ってるよりずっとヤバい事件なのかもしれない。
吉岡は思った。


「考えていてもしょうがねぇ。動かねぇとな。」

 干潟は吉岡を連れ、捜査を始める。

「私は…。」

 理恵菜は優太のいる病院へと向かった。
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