‐Fear‐
第6話『煙草の味』
ある都内のイタ飯屋。いわゆるオシャレなレストランで、日比野と理恵菜が食事をしている。
「それにしても…、君がデートに誘ってくれるとはなぁ。」
「デートじゃないわよ、相談よ。」
「はいはい。しかし警察も知ってるんだ、優太君は親族の家に戻した方がいい。」
「嫌よ。優太君も嫌がってるし、私も意地なんだから。」
「何の意地だよ…。」
呆れたように溜め息してから、デザートのケーキを頬張る日比野。
「このまま事件は終わっていくのかしら?何だか…うやむやにして終わってしまうような…。」
「日本の警察もたいした事ないな。」
「そうね。…ふふ、心理カウンセラーさんの方が優秀かしら?」
「ん?どういう意味?」
「何でもないわよ。」
手に持ったチェリーをぷらぷら揺らして遊んでいる理恵菜。
「久しぶりに飲みに行く?」
「お、いいねぇ。」
揺らしていたチェリーが落ちて、皿に転がった。
「それにしても…、君がデートに誘ってくれるとはなぁ。」
「デートじゃないわよ、相談よ。」
「はいはい。しかし警察も知ってるんだ、優太君は親族の家に戻した方がいい。」
「嫌よ。優太君も嫌がってるし、私も意地なんだから。」
「何の意地だよ…。」
呆れたように溜め息してから、デザートのケーキを頬張る日比野。
「このまま事件は終わっていくのかしら?何だか…うやむやにして終わってしまうような…。」
「日本の警察もたいした事ないな。」
「そうね。…ふふ、心理カウンセラーさんの方が優秀かしら?」
「ん?どういう意味?」
「何でもないわよ。」
手に持ったチェリーをぷらぷら揺らして遊んでいる理恵菜。
「久しぶりに飲みに行く?」
「お、いいねぇ。」
揺らしていたチェリーが落ちて、皿に転がった。