天真爛漫ヒロイズム

「俺、俺、俺!」

「……ぷっ。落ち着きなよ」


百緋ちゃんが
あの優しい顔で笑った


「俺は男でも、例え同性でも、大好きだから!本当に大好きだから!」

「えっ…」

百緋ちゃんは
目を丸くしてこっちを向く。


< 39 / 106 >

この作品をシェア

pagetop