天真爛漫ヒロイズム


「な…なんだよ~…」

俺はその場に力無く座りこんだ。


「藤くん?!」

心配して近付いてきて
俺の横にちょこんと座った


「ありがとう…。俺、初恋なんだ」

「え…意外だね。もっと軽そうなイメージ」


百緋ちゃんは
また笑った。
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