天真爛漫ヒロイズム
「俺そんなに軽そう?」

ちょっと口をとがらせて言った。

「ちょっとね。なのにこんな純情少年だったとは」

「うるせー」


嬉しい嬉しい
すごく嬉しい

まさか百緋ちゃんが
俺の恋人になってくれるなんて

夢じゃないんだもんな


「ねえねえ、藤くん」

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