甘夏の恋
病院の帰り早速本屋に寄って

参考書が大量に置いてある本棚の前に来た………までは良かった

参考書何て今まで開いたら事も無かった俺には何が良いのか分からない!!

一時間位本棚の参考書と思われる類いは全部目を通したが………

どれも当たり前の事しか書いてなくてつまらねぇ

だから取り敢えず出直そうと思い本屋をでた

「悠哉君?」ふと後ろで聞き覚えのある声に呼ばれて振り向くと

そこには同級生の西城 麗華がいた

「久しぶりだな。西城じゃん。いま学校帰りか?」

西城は軽く頷くと
「そうだよ!龍崎君はどうしたの?本屋に来るなんてどういう風の吹き回し?」

俺はふとある事を思い出した。

「あっ!そういえば西城…………」
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