甘夏の恋
「これは……どうやるの?」

美佳が分からない問題を指さしながら聞く

小首をかしげながら俺を見る仕草が可愛い………

うわぁ…俺…美佳にはまりすぎだろ……

……取り敢えず………問題に集中するんだ俺!!

ばれないように軽く深呼吸してから

美佳が指差してる問題を覗く

「あぁ……これは……」

「これはね!この方程式を使うんだよ☆」

俺が説明しようとした瞬間麗華が割って入ってきた

「あっ……うん。ありがと」

美佳も流石に今のはびっくりしたようだ

麗華の顔をじっと見ていた

「いいえ☆分かって貰えて良かった☆ここは良く応用問題ででるからしっかり理解しといた方が良いよ?」
そう言いながら麗華はニッコリと笑った

それを見て美佳はぎこちなさそうに笑う

………?

空気が変にならなかった?気のせいか?

そんな事を考えていると急に美佳の病室の時計が鳴った

やべっ!6時じゃん弟の病室行かなきゃだ

「弟の病室行く時間だった!!」

俺は美佳に又明日来るとだけ伝えて俺は美佳の病室をを出た

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