甘夏の恋
―コンコン―

誰かがドアをノックする音がして我にかえる

へ?

慌てて時計をみると時計はもう4時20分を指していた

私は取り敢えず急いで鏡で髪を整えると返事をした

「よっ!体調はどう?」
悠哉が笑いながらドアからひょっこりと顔を出す

「今日は体調良いよ☆悠哉は学校どうだった?」

「ぅーん……まぁまぁ楽しかったかな……?……ん?これ何?」悠哉が不思議そうに聞く

………今学校の話した時一瞬嫌な顔した?………気のせいだよね?
「暇潰しにねー絵書いて遊んでただけだよー」

私はそう良いながらノートをしまおうとした

「美佳ってどんな絵描くの?見せてー!俺も絵描くの好きなんだよなー」と悠哉が笑いながら言った

「へ?落書き程度の下手な絵だよ?」

「いーのいーの☆」

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