甘夏の恋
「おはようございます…今朝のモーニングティーはグッとモーニングを用意させて頂きました」

今日も何時もの時間…7時きっかりに彼女は来る

俺は軽く伸びをしながらベッドからでた

「あぁ…おはよう姫島。たしか秋本は11時に桜咲公園の噴水前って言ってたよな?」

姫島と呼ばれた彼女は手帳を開いて「はい」とだけ言った

そう彼女も俺専属の秘書なんだ

つまり俺は秘書が池谷と姫島の二人いて

それぞれの得意分野を活かして働かせている

そのかいあってか俺の任された事業は全て倒産・不況知らずだ
「じゃあ池谷に公園まで送って貰うから準備しとくように言っといてくれ」

姫島は一瞬顔をしかめたが
「はい、では伝えておきます。」と言うと一礼し部屋を出ていった
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