甘夏の恋
待ち合わせ場所にはすでに沢山の女子が待っていた

俺に気付いた女子達が騒ぎだす

「きゃー!!龍崎様よー!!」
「本物だ―!!一緒に写真とってもらおうよ♪」

俺はげっそりした顔で秋本の方に助けを求めた

ふいっ

あ!あいつ…目そらせやがったΣ(‐Δ‐!

……殺すか……

後ろの邪悪オーラに気付いたのか

ビクッと体を震わせると

「よ!お待たせ!さっそく中入ろうぜ~」

とひきつった笑顔で言った

これからが……闘いの時間だ
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