甘夏の恋
次の日、俺が何時ものように学校に行くと教室の雰囲気がいつもと違った

転校生がくるらしいと

クラスは、かなりテンションが高くなっていた

興奮してる皆を見ながら俺は席に着いて綻んだ顔を隠すために席にうつぶせになった

皆より早く知ってた事になんとなく優越感を感じたんだ

５分位すると

クラスメイトの奴らが俺の所に来ていろいろと転校生について話してきたので何も知らないかのように話しといた

しばらくすると、チャイムの音と共に担任の柳谷先生が入ってきた

皆が待っていました！とばかりに先生を見つめる

先生の朝の挨拶とか連絡事項なんて誰も聞いていない

ただ…
先生の一言を待っていた

「知ってることと思いますが…実は…このクラスに転校生がきました！皆さん仲良くしましょうね」

その一言で教室がいっきに騒がしくなる

皆が待ってました！とばかりに目を光らせながら廊下を見る
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