甘夏の恋
俺は今雪沢さんの病室に向かってる

今まで無いんじゃないかってくらい緊張している

昨日は

雪沢さんの診察が入ってたからほとんど話せなかった

ドアが空いてる…?

これは勝手に入って良いのか?

取り敢えず軽くノックをしてから中に入った

ベッドの上に座った彼女が「おはよう」と言いながら笑いかけてくれた

何でだろう

ただ挨拶しただけなのに

こんなにドキドキする

今まで恋何てした事無かったから

馴れない感覚だ

自分が自分ではないような感覚になる

「おはよう雪沢さん」

「ははは~美佳で良いよ~照れるから」

と照れくさそうに言った

「わかった。じゃあ俺の事は悠哉で良いよ。」

「わかった♪」

「そういえば何で夏希さんは美佳に俺を紹介したんだろ?」
俺は不思議に思ってた事を聞いてみた

美佳は少し驚いた顔をしたあと少し困った顔をして言った

「えっと…私も知らないよ?悠哉知ってんのかと思ったから私も聞こうと思ってたんだー」


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