甘夏の恋
それから1時間位美佳とデザインについて話してから

私はお兄ちゃんの教室の手伝いに…
龍也は学校のレポート出しに…
と用事があるので帰ることにした

「じゃぁ…私達はこれから用事あるし行くね~!じゃぁね~」と良いながら

まだ居たそうにしている龍也を引っ張って外にでた

―ドン―

「「きゃぁ!」」

龍哉を引っ張るようにしてでたから外に出たとたんおもいっきり誰かに激突してしまった

「すみません!…大丈夫ですか?」

私は慌ててぶつかってしまった相手に頭をさげる

「私の方こそよそみしてて…すみません」といって相手も頭を下げてきた

優しそうな声に怖い人じゃなくて良かったと内心ホッとしながら相手を見る

そこにはとても綺麗な人がたっていて私と目が合うとニッコリと笑ってくれた

「でも本当にすみません…どっかぶつけたりしま『あっれ~?西城じゃん?久しぶりだね~ここで何してんの?』

私が改めて謝ろうとすると龍哉が割り込んでくる

…知り合い?

さっきまで微笑んでいた彼女の顔が一瞬明らかに歪んだ

「えっ…えぇ…お久しぶりです。私は父の資料を届けにきたんですの…では私はこれで…」といって軽くお辞儀をすると彼女は去っていった
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