甘夏の恋
龍哉君達が出ていって部屋に静けさが広がる

そんな静寂がとても心地よい

爽やかな風が病室を吹き抜ける

「今のが悠哉が前から言ってた友達かぁ~」

先ほど来た2人の事を思い出し顔が綻ぶ

「恥ずかしながら…あのアホな男が俺の友達だよ」
なんて言いながら軽く肩を竦める

そんな姿が妙に様になっていて…かっこいいなぁ~

なんて思ってしまう私は変なのかもしれない

「とか何とか言って龍君の事信頼してるくせに~顔にでてるぞ」

と言いながら悠哉のほっぺをツンツン♪とつついてみた

「なっ……!!」

つつかれたほっぺを抑えながら

顔を真っ赤にさせて口をパクパクさせている

か…

か…

かわいいぃいいぃぃ !!!!!
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