心に咲く花

自分は、一人で生きていると思ってた。
誰も 私の事を
分かってくれないって
思っていた。

誰も 私の事を
助けてくれないって
誰も 私の事を
好きになってくれないって

そう 思っていた。

けど、違ってた。
本当は 違っていたよ。
そうじゃなかった。

ただ、私が心を開かなかっただけだった。

本当は、いたんだよね。

私の事を分かってくれようとした人が。
本当は、いたんだよね。

私の事を助けようとしてくれた人が。

好きになろうとしてくれた人が。


私、バカだから
自分ばっかりツライって思ってた。

誰も私を愛してくれないって思ってた。

こんな苦しい思いをしてるのは

私だけだって思ってた。


そうじゃなかったんだよね。


本当は、そうじゃなかったんだよね。

気づくのに、ずいぶん時間がかかってしまったよ。

こんなにも、こんなにも時間がかかってしまったよ。

自分は一人じゃない事。

自分一人で肩意地張って生きていく事はないって。

もっと誰かに頼ってもいいって
助けを求めてもいいって事を。

どうにもならない時
もうこれ以上
どうにもならない時
心を開けばきっといる

自分を助けてくれる人が



誰もが皆

誰かに


愛されているのだから。