アイドル彼氏
出逢い
4月の暖かい空気に桜が舞う季節、私は駅である人を待っている。
時計が18時を廻り私はもう1時間近くここで待っている。
だんだんと空が薄暗くなってきて春とはいっても、まだ少しこの時間は肌寒い。
「遅いなぁ…」
そう呟いた瞬間、
「わりぃ!!」
茶色いサラサラの髪に深く帽子を被り手を合わせながら走ってきたのは私の彼氏。
「ごめんな!!撮影が長引いて。」
こんなのいつものこと。
だって彼はアイドルなんだもん。
時計が18時を廻り私はもう1時間近くここで待っている。
だんだんと空が薄暗くなってきて春とはいっても、まだ少しこの時間は肌寒い。
「遅いなぁ…」
そう呟いた瞬間、
「わりぃ!!」
茶色いサラサラの髪に深く帽子を被り手を合わせながら走ってきたのは私の彼氏。
「ごめんな!!撮影が長引いて。」
こんなのいつものこと。
だって彼はアイドルなんだもん。