神様ごめんなさい
ゲームを終えると龍二と幸は外へ出た。
「幸っていい女だよ」
「急に何を言い出すのかと思ったら
 ・・・何で?」
「自分の思っている事とか直球で言う
 じゃん、他の女って様子を伺うように
 カーブして話してくっからさぁ~」
「龍二・・・龍二の周りには、たくさん
 女がいるん?」
「違う、違う、誤解されるような言い方
 してごめん、幸と出会う前に、こくられて
 その女がそんな感じだったからさぁ~
 もち断ったけどね」
「・・・・・・・」
「まじだってば、心配なら毎日一緒にいようぜ」
「心配じゃないもんねぇ~だぁっ」
「おっ幸が すねた すねた」
「べェ~だ」
「この~俺様に向かってべェ~したな~
 お仕置きだ~」
幸は龍二から逃げまわり、龍二は幸を
捕まえると強く抱きしめた。
「龍二、みんなが見てるってば」
「関係ねぇ」
「恥ずかしいよ~」
「俺、行動が直球だからよぉ」
そぉ言って龍二は笑った。
「今から俺の家行かない?」
「はいっ?親は?」
「仕事で居ないから平気」
「平気とかそぉいう問題じゃなくて・・・」
「やだ?」
「やじゃないけど・・・」
「あっ、もしかして幸・・・」
「なによぉ~」
「幸のエッチィ~」
「はあああああっ、チョ~むかつくぅ~」

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