神様ごめんなさい
心の中で・・・
亜衣には「龍二が一緒に病院へ行って
くれるから大丈夫」と言い、龍二には
「生理きたっ!きたっ!」と言った。
そして幸は貯金を引き落とし一人で
産婦人科を調べ向かった・・・
裏道にある目立たない小さな病院だった。
幸は受付を済まし名前を呼ばれるのを待った。
看護婦さんに名前を呼ばれ診察室に入り
尿検査をして・・・「妊娠三ヶ月です」と
先生に言われ幸は目を閉じた。
手術の手続きを済ませ病院を去った。
帰り道文房具屋に寄り名前を見ないように
一個だけ印鑑を取った。
相手の承諾書欄にその印鑑の名字を書き
名前は龍二にした。
手術当日の朝、何も知らない龍二から
電話がきた。
「チ~スッ、ゲ~セン早くおいで」
「ごめん、今日は亜衣と洋服を買いに
行って来る」
「な~んだ~浮気しちゃうかもよ~」
「え・・・・・・」
「ば~か 冗談。いっといで」
「・・・うん 行ってくるね龍二・・」
「ど~した?」
「何が?」
「いや、行って来るね龍二って言い方
いつもと何か違ったように聞こえた
から」
「なことないよん」
「そっか、じゃぁ帰って来たらメールして」
「うん、じゃぁ後でね」
「おうっ」
幸はバスに乗り病院へ向かった。
病室に入り手術着に着替え看護婦さんが
来るのを待った。
くれるから大丈夫」と言い、龍二には
「生理きたっ!きたっ!」と言った。
そして幸は貯金を引き落とし一人で
産婦人科を調べ向かった・・・
裏道にある目立たない小さな病院だった。
幸は受付を済まし名前を呼ばれるのを待った。
看護婦さんに名前を呼ばれ診察室に入り
尿検査をして・・・「妊娠三ヶ月です」と
先生に言われ幸は目を閉じた。
手術の手続きを済ませ病院を去った。
帰り道文房具屋に寄り名前を見ないように
一個だけ印鑑を取った。
相手の承諾書欄にその印鑑の名字を書き
名前は龍二にした。
手術当日の朝、何も知らない龍二から
電話がきた。
「チ~スッ、ゲ~セン早くおいで」
「ごめん、今日は亜衣と洋服を買いに
行って来る」
「な~んだ~浮気しちゃうかもよ~」
「え・・・・・・」
「ば~か 冗談。いっといで」
「・・・うん 行ってくるね龍二・・」
「ど~した?」
「何が?」
「いや、行って来るね龍二って言い方
いつもと何か違ったように聞こえた
から」
「なことないよん」
「そっか、じゃぁ帰って来たらメールして」
「うん、じゃぁ後でね」
「おうっ」
幸はバスに乗り病院へ向かった。
病室に入り手術着に着替え看護婦さんが
来るのを待った。