城★My Home
「話すことなんかねえよ」
矢澤陽は瀬凪の方を見ようとしない
「俺はあんだよ、いいから来いよ」
瀬凪は矢澤陽を引っ張るとそのまま部屋から出て行った
あの二人なんかおかしい‥
だいたい‥二人は知り合いだったわけ?
何故かと考えこんでいると
ーーー‥ガンッ
何か物にぶつかる音がした
何‥今の音?
『ふざけんじゃねえ!』
物音がした瞬間、矢澤陽の叫び声がした
あたしは、いてもたってもいられず二人の居る場所に走っていた
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