恋人はアイドル
━━━…
「あぁ〜うまかっな♪」
『そうだね。(あたしはバレないかとヒヤヒヤしながらで味わえなかったよ)』
突然、兄貴がふと
足を止めた。
『?どしたの??』
「あれ、ゲーセンしよ!」
『えー?うち下手だもん…』
「いいから!」
腕を引っ張られ、
渋々ゲーセンへと
入った。
『色んなものがあるな〜…あ!』
「どした?」
『兄貴!これ取ってよ♪』
「おぉ、楽勝だぜ☆」
あたしが見つけたのは
クマのぬいぐるみの
UFOキャッチャーである。
「んー……お!とれたぞ!沙羅!」
『わぁ〜さすが兄貴!これだけは上手いよね♪』
「おい!これだけって…切ないな〜…あ!!」
『なによ!』
次は兄貴が何かを
見つけたようだ。
「沙羅、プリクラ撮ろう!!」
『はぁ!?ちょ…ちょっと!!』
兄貴に強引に引っ張られ
プリクラ機へと
入った。
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