恋人はアイドル






…………またかよ(泣)
レディーが殴るかよ!
何がレディーや!



それにしても…
痛いし…(泣)
誰だよ…あ、メールか。






先にリビングに来た
俺はさっききた
メールを見ていた。




『兄貴、今度入ってきたら殴るだけで済むと思うなよ?』





「…え?何?」






メールに集中
していて沙羅が
いつの間にか
来ていたことに
気づかなかった。






『もぅいいし〜あ、お母さん行ってくるね♪』






「あら、もう行くの?気をつけてね♪」





「沙羅!俺、急用できたから送ってやるよ。」






「悠、急用って?」





「さっきメールで急遽、仕事に行かなきゃならなくなったんだ。すぐ済むみたいだけど♪」





『へぇ〜本当は今日も休みなわけ?』





「おぅ。でも仕事入ったから送るよ。」







『えー兄貴に送ってもらうと目立つじゃん!』






「大丈夫だって!」





「いいじゃないの♪送ってもらいな?」





『お母さんまで…』





「じゃ決定な!行くぞ!!」






仕事か…せっかくの
休みなのにな〜
でも特に予定なかったし
いいか。





そして俺は沙羅を
乗せて学校まで
向かった。







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