恋人はアイドル








「まぁ、確かにアイツはメンバーの中でも特に生意気な性格だからな〜」






ヤッパリね。
あの調子じゃ相当な
生意気なんだろう。
いくらイケメンでもな〜
勿体無い!







『まさかアイドルだとはねー…顔"だけ"見れば納得だけど………。』







「イケメンなのは間違いねぇよ。さすがの俺でも納得だ!」








『…はい!?最近、幻聴が多くななったのかな…』








「おい!!沙羅ひでーな…」








家に着いて今日の
出来事を振り返った。









まさか、あなたと

また出会うなんて

これっぽっちも

思っていなかったんだ。



あなたの正体が

"アイドル"なんて…

驚いたけど、何故か

これが当たり前かの

ように感じた。




そして、あたしは

もう会うこともない

だろうと思っていた…


でも、ふとした瞬間に

また出会うことになる

なんて考えても

みなかったんだ━━…。







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