恋人はアイドル
すると兄貴まで
部屋に入ってきた。
『勝手に入るなよ!』
「いいじゃーん。早く買い物行く準備してよね!」
そう言い残して
兄貴は自分の部屋へと
戻った。
はぁ…面倒い。
ま、今日は暇だし
付き合ってやるか。←何様
━━━━……
着替え終わった頃に
ちょうど兄貴が
また来た。
「用意できたか??」
『覗くなよ!まぁ一応できたけど』
「じゃ、行くぞ。」
玄関で靴をはき終えた
兄貴がお母さんに
告げた。
「母ちゃん、行ってくるわ。」
「うん。気をつけてね。沙羅、行ってらっしゃい。」
『行ってくるね。』
車に乗り、兄貴の
運転で買い物先へと
向かう。
『何か結構久しぶりに乗った感じする。』
「そうだろ?俺帰ってくるの遅かったりバラバラだからな。」
兄貴の仕事は
忙しそうだ。
そりゃ仕事が仕事
だからか…
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