感想&日記ノート“かかってきやがれ”


 来週で、長かった模試が終わります。まだまだ合格への道に明らかな指標は立っていませんが、何とか基準点突破は見えてきました。後は如何に基本に忠実な解答が出せるか、加えてそれを発展的に応用出来るか。そして、無駄な失点を避け、見限る場所を的確に見極め、それを切り捨てることが能(あた)うか、でしょう。

 僕が在籍していたクラスは、所謂掛け持ち型クラスでして、クラスの半数以上が何らかの仕事を掛け持ちしながら勉強してきました。当然、全日制クラスの受講生に比べ勉強に割いた時間は少ないわけです。

 しかし、それは言い訳にはならない。皆が皆とはいいませんが、僕らは欲すれば出来たであろう勉強を若い頃にしなかったために今こうして辛苦を嘗めているわけであり、謂わば自業自得なんです。

 当然、時限的限界はそれぞれにあるわけで、けれど僕はまだ恵まれている方でもあります。もし仮に今年落ちたとしても(落ちるつもりで勉強はしていないが)、後数年は挑戦するチャンスがあるし、最悪行政書士をやりながらだって試験勉強を続けることができるのだから。

 クラスで共に学んだ方々の中には還暦近い方もいるし、人生を今年の試験に賭けている人もいる。皆が皆受かるほど容易き資格ではありませんが、自分を含めた、真剣に向き合ってきた人間すべてにあまねく光が射すよう願いながら、スタミナが続く限り本日は問題集に向かいます。


 '12.06.10.00:38


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