南月さんの迷探偵ファイル
「そういえば、もう12時半を過ぎてますねぇ。」


と、餅と涼也のやりとりを笑いながら見ていた楼が口をはさんだ。


「ホンマやなぁ。なんか、そう言われたら腹へってきたわ。しゃあない、料理作るか。」


そう言って餅はのびをした。


涼也は目を輝かせてワクワクしている。




不思議なことに餅は料理が上手だ。1人暮らしの時が長かったからと楼はきいている。
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