南月さんの迷探偵ファイル
「俺もや。見たことないわ。」


そう言ってなぜか微笑んだ。


「懸水館行ったら見れますかねぇ。」


「何、楼ちゃん。見たいの?」


そう言って涼也はいじわるそうに笑った。


「えっ、いや、そんな意味やなくって。…でも、ちょっと見たい気もしますねぇ。」


「えぇΣ(゚□゚;)まぁ、ちょっと分かるけど。」


涼也は笑った。楼もつられて笑った。


そんな会話をしている内に餅が料理を運んできた。


「ほい、出来上がりぃ!」


寿司屋の定員みたいになっている。


「おぉ、うまそうやん!んじゃ、いただきまぁす。」


涼也が元気に言った。
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