南月さんの迷探偵ファイル
「でも、餅さん、めっちゃはしゃいでたじゃないですか。」


「それは、ちょっとした試食があったから(σ・∀・)σ」


と嬉しそうに言った餅を、楼は白い目で見てから言った。


「で、餅さん。まだ気づかへんのですか?」


「なにが?」


普通に聞き返す餅をみて、『ホントに探偵…?』と楼は思ってしまった。さすがの涼也も苦笑いしている。


「日子さんが、いいひんのに気づきません?」


「あっ、そういえばそやなぁ。」


また普通に答える餅だった…。
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