南月さんの迷探偵ファイル
旅館での帰り道、楼は何か聞いた方がいいのか考えていた。
尾行もちゃんと出来なかったし、このまま帰って、餅にまた子供扱いされるんじゃないかと思っていた。
すると日子が、
「東京まで来ていただいたのに、こっちに着くなり、バタバタというしていて…。本当なら、私の母と夫には、ちゃんと挨拶に行くようにしなくちゃいけないのにね。ごめんなさいね。今日の夜にでも、お部屋に伺いますので、餅さん達にも、言っておいていただけますか?」
と言ってきたので、
「いえいえ、こっちの方こそ、突然旅館に、しかも、3人で押しかけて来てしまって…。すいませんでした。依頼していただいたのに、ちゃんと捜査してるんかって思ってるんじゃないですか?」
と楼は恐縮して言った。
「そんな事思ってませんよ。逆に、捜査したくても、どう動けばいいかわからないでしょうしね。」
日子は笑って言った。
尾行もちゃんと出来なかったし、このまま帰って、餅にまた子供扱いされるんじゃないかと思っていた。
すると日子が、
「東京まで来ていただいたのに、こっちに着くなり、バタバタというしていて…。本当なら、私の母と夫には、ちゃんと挨拶に行くようにしなくちゃいけないのにね。ごめんなさいね。今日の夜にでも、お部屋に伺いますので、餅さん達にも、言っておいていただけますか?」
と言ってきたので、
「いえいえ、こっちの方こそ、突然旅館に、しかも、3人で押しかけて来てしまって…。すいませんでした。依頼していただいたのに、ちゃんと捜査してるんかって思ってるんじゃないですか?」
と楼は恐縮して言った。
「そんな事思ってませんよ。逆に、捜査したくても、どう動けばいいかわからないでしょうしね。」
日子は笑って言った。