南月さんの迷探偵ファイル
プルルルル、プルルルル…。
「…もしもし、もっちー?うん。初日から、かなりの情報手に入ったで!懸水館の大旦那さんと、大女将の事とか。もっちーは?うん…。へぇー。おう、わかった。ところで、今どこにいんの?車の音とかするけど。…えっ?!ちょっと大丈夫かいなぁ。…うん。迷子にならんようにな。ハハハ!ほな、また後で!」
ピッと携帯を切って、お土産屋さんを見ながら、ブラブラ旅館に向けて歩き出した。