南月さんの迷探偵ファイル
少しして楼が入っていき、他のお客が入ってなかったので、三人は広い風呂に興奮して、楽しく風呂に入った。
上がってきて、楼が、
「餅さん、いくら他の人がいないからって、お風呂で泳ぐのは、ダメですよぉ。」
と笑いながら言った。
「なんでやねん。こんなごっつい風呂、京都帰ったら、入れへんねんで。泳いどかな、心残りで帰れへんやないかぁ。今日、その夢が叶ったし、もう何も思い残す事はなくなったから、いつでも、京都帰れるで!」
と餅は、胸をはって言うものだから、
「まだ帰れへんやろ。言われた依頼も解決してへんのに!」
と涼也につっこまれた。