南月さんの迷探偵ファイル

少しして楼が入っていき、他のお客が入ってなかったので、三人は広い風呂に興奮して、楽しく風呂に入った。



上がってきて、楼が、


「餅さん、いくら他の人がいないからって、お風呂で泳ぐのは、ダメですよぉ。」


と笑いながら言った。


「なんでやねん。こんなごっつい風呂、京都帰ったら、入れへんねんで。泳いどかな、心残りで帰れへんやないかぁ。今日、その夢が叶ったし、もう何も思い残す事はなくなったから、いつでも、京都帰れるで!」


と餅は、胸をはって言うものだから、


「まだ帰れへんやろ。言われた依頼も解決してへんのに!」


と涼也につっこまれた。
< 75 / 116 >

この作品をシェア

pagetop