季節の足跡
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俺が戦闘部に入って半年経った頃に、セドニーに出会った。
俺と同じように、スカウト(?)されたらしい。
ダン隊長を尊敬していた俺は、同じように気にかけられていたセドニーに腹が立った。
まぁ言っちゃえばヤキモチか。
だから、セドニーには絶対に負けたくなかった。
気づけば、俺たちは部内でも有名な犬猿の仲になっていた。
そしてそれからさらに半年が経ち、ダン隊長に出会って早一年が過ぎた。
もう俺は、意味もなく喧嘩をしなくなっていた。
ダン隊長の親友のキラ長官にも出会い、その部下のロードにも会った。
自分の居場所が、やっと見つかったんだ。
これ以上望むものは、何もない。
そう、ずっとこのままだと思ってた。