あいつ様


マジでどうしよぉー(泣)

あーやばいよーぅ。バイト先に住み着くしかないかな?

うーん…(←考え中)

…よーし、
こうなったら悪い事は忘れよう!!(おい!)
 
外に出かけちゃえ~☆(完璧な現実逃避)


「兄ちゃあん、出かけてくるねぇ!留守番よろしく」

「ちょっと待てよ!話途中だろ??突拍子もねぇ奴だな」

案の定、怒り出した兄上様…笑

「だって、今から彼女来るんでしょ??
 待たせたら可哀相じゃん??あたし邪魔だし…」

こうやってちょっと気を使っているような言い訳をして、と


あ、でも彼女が来るのは図星っぽいなぁ…
何も反論しないしさ、ケータイいじりまくってるしさ、
そんなに返信気になるのかよみたいな~。
あたしって勘良いッ!!!!!(自画自賛するな!)

「来るけど…話し終わってないし!?」

「いいじゃんいいじゃん?2人でお幸せにねー!!ワッハッハ」

一人で勝手に話をまとめてしまったあたしは
呆れ顔をする兄を放っとき(最低!)勢いよくドアを開けて、
外に飛び出した。


< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop