改定版・発見
「やっぱな。」


健一は、ニヤニヤした。


意味がわからん。


「わりぃかよ。」


空がなぜか不機嫌。


ますますわかんない。


不機嫌になるなら、こなきゃいいのに。


そう思ってしまった。


「あっ!
そうなんだ。」


夢羽も何かに気づいたらしい。


けど、私にはわからなかった。


けど結局は、気になるから。


「なにが?」


私は、ふてくされながら聞いた。


素直に聞けない私。


こういうところをまずは、直したいのに。



「まあ、直にわかるよ。」


「うん。
空くん次第でね。」



まあ、誤魔化されたけど、夢羽の反応からそこまで悪くないみたい。


まあ、いっか。


私が気にすることでは、ないことみたいだし。


「まあ、気にせず行くぞ。」


なぜか仕切る空。


「そうだな。」


「メメ、行こっか。」
< 10 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop