改定版・発見
「メメ、気晴らしにカラオケ行かない?」


「おっ!
いいねぇ〜。」


夢羽は、私のために誘ってくれた。


「私も行きたかったし。」


そんな、夢羽の性格がとても羨ましい。


後悔したくないから変わりたいと思って買われる夢羽に。


私は、心の中で思うだけ。


結局、行動にできない。


「てか、健一は?」


不意に思った。


あいつは、夢羽を中心に生活しているから。


一緒に遊びに行くのもままならない。


「たまに大丈夫だよ。」


夢羽は、健一を理解しているようで理解していないみたいだ。


頭の中でたぶん健一も一緒だろうって思った。


だって、健一の変化を理解したらそうだろう。
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