それでも好きだから
―ピンポーン…―
『はぁ~い』
玄関のドアを開けてくれたのは
ゆうき兄ちゃんだった。

「久し振りっ!」
…きゃ~っ!!超カッコ良くなってるし。ヤバイ…
「おぅ。久し振り」
声も低くなってる。

久し振りに見たゆうき兄ちゃんは
身長も伸びてて、こんがり焼けた肌にシルバ-のピアスが良く似合っていた。
髪も茶色く染めてて、ワックスでしっかりセットされてる。
…高1になると、一気に雰囲気変わるな~…

そんな事を思いながら
私の心臓はドキドキしっぱなしだ←

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