ヘッド バイブ
「どうしたのよ?」

優衣に近づくと

静かに!

と言って優衣は唇に
人差し指をあてた

下駄箱からそっと廊下を
みると

そこには険しい顔を
した理科の渋井先生と
学くんがなにやら話し
こんでいた。


「なになに?優衣ちゃん
って学くんが好きだった
のー??」

きゃーっ!
とあかりが1人で勝手に
盛り上がっている

残念ながら

「ハズレ」

優衣がニヤニヤしなから
見つめているのは

「あたしは
渋井先生を見てるの!」


そう、渋井先生なんですよ

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