君に詩を…
アメ玉。
あなたに貰ったアメ玉。

小さな小さなアメ玉。


2人で笑い合いながら食べたよね。

口のなかに入れたら甘い香りが漂って、
幸せになれた気持ちになったよね。


終わりが来たら、始まりがまた来る。

あたし達の未来―アシタ―も一緒。

アメ玉はいくらでも作れる。
…あたし達は作り直せない。


あたし達の終わりの証…。
それは、小さな小さな





アメ玉…――――――――
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