君に詩を…
雨が降る日には。
雨は好き。

すべてを洗い流してくれる、
そんな気がするから…。


顔にあたる雨の雫。
それすらも心地よく感じる。


息を吸えば、雨の香りがする。
なぜかそれが落ち着いてしまうんだ。。

乾いた心を潤す雨。

先の見えない空の上、
前触れもなく降り注ぐ。

どんなに見つめていても、
雲と雨の境目なんて見えなくて…
でも、見つめていると見えてきそうで...

そんな雨の日は好き。

憂鬱になんかならない。


だって、雨の降る日は
あたしにとってのかけがえのない心の癒しになるんだもん。

雨の降る日に…

空を見上げて思うこと。

“あなたに逢えたら…。”


あなたを思い、心を洗う…。




今宵は雨の降る日…――――――――――
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