君に詩を…
涙で震えた声が…
“逢いたいよ…。”


遠く離れているのに、
あの子の声が聞こえた。

近くにいるの?

探しても見つかるはずなんてない。


“逢いたい…。”


また聞こえた。
早く、抱きしめたい…。
もうすぐ、




…帰るから。
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