君に詩を…
暗闇に…。
君に逢えないこの夜は、闇に囚われて…。

夢から逃げる事が出来ないでいる。


――――――“いつか迎えに来るから。”


言われた言葉。

いつかは、明日。
そう言い聞かせて、今日も幻想―マボロシ―に囚われる為に、
遠い遠い暗闇にへと、足を進めるんだ…。


暗い暗い真っ暗闇に、身を委ねて溺れるんだ…――――――――――
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