らぶりぃ。
「ん?白雪姫」

さらっと麻里は言った。

「はぁ?」

キョトンとする私。

「だからぁ、白雪姫だってば」

ゆっくりと同じことを言う麻里。

ワタシガ、シラユキヒメ?

「はぁぁぁぁ!?」

驚く私を見て、麻里はニィっと小悪魔的な笑顔を見せた。

「だぁかぁらぁ、あやめに白雪姫をやってもらうの。ちなみに私は白雪姫をイジメる継母ね」
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