らぶりぃ。
「あぁぁ、もう」

泣きたくなった。きっと逃げられないだろう。

「観念しなさい」

勝ち誇ったような冷たい笑顔。麻里ってコワい。

「麻里ぃ。これってお誘いじゃなくて強制じゃん」

「そうよ強制だよん。最初にヒマじゃないって言われたとしても絶対させようって思ってたもん」

「やっぱり…」

私は机の上に突っ伏した。そして心の中で、麻里は白雪姫に出てくる継母役がピッタリだと思った。
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