らぶりぃ。
私が今更嫌だといってもこの流れからして無理だろう。

その前に、誰も私の意見を聞こうとしない。
もう、どうでもいいや。

「さて、成城生徒会のメンバー四人の中から王子様を決めるわけだけど、この際、誰をターゲットにするか決めとく?」

麻里の提案に奈緒ちゃんが手を挙げた。

「麻里様ぁ、私、成城生徒会の皆さんのお顔がわかりませぇん」
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