らぶりぃ。
「優希、大丈夫か?」

「うん…」

「なんか、とんだ夏休みだよなぁ。連続殺人事件だとか、殺されるかもしれないっていう手紙やら。非現実的だよなぁ」

「うん…」

優希はあまりのショックに放心状態になっている。

この時、俺たちはまだ自分たちの運命に気づいてはいなかった。
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